1day internship

2018.1.27

さて、2018年一発目のインターンシップレポートをお届けいたします。

前回までは参加者のレポートを中心に紹介しておりましたが、少し志向を変え、実施者側の視点からお伝えします。

※小さい画像はクリックすると拡大できます。

まず始めは、いつもと同じように会社説明からのスタートです。今回は4名の学生が参加してくれました。内、女性3名はいずれも愛媛大学の農学部で、男性は広島大学院からの参加です。

 

いつも緊張をほぐす意味合いも含めてクイズを出題ています。毎回同じクイズなので、内容はお話しできませんが、ビージョイの規模感を表した数字が何を表した数字なのかを当ててもらっています。イメージしやすい数字に置き換えることで、理解を深めてもらうことが狙いです。


会社の概要を理解してもらった後は、早速、製造現場の見学です。当社のインターンシップはとにかく現場を見て、その空気感も感じてもらうことを大事にしています。

 

まず最初に唐揚げや豚カツなど、多数の肉惣菜を製造しているデリカ工場を見学しました。通常はその部署の若手社員が説明するのですが、今回は不在ということで、工場長自ら案内いただきました。

 

学生が関心している様子を見て、工場長の説明にも熱が入ります。


当日は全国的な寒波で松山も非常に寒かったのですが、物流センター内も負けず劣らず冷え込んでおり、寒さを我慢しながらの見学です。

 

現場の方は慣れているのか、平気な顔で仕事しています(笑)

 

物流センター内にある現場事務所と呼ばれる場所では、主に納品書を発行して、各配送ルート別に仕分けしております。さすがにここでは暖房が効いておりホッとできる空間でしたが、昔の現場事務所はセンターの中央にあり、暖房も無かったので、防寒着を着込んで作業をしていたそうです。

 

ここでは一日に約2000枚もの伝票を仕分けています。


場所を移動して、次はウインナーを製造する工場に来ました。見学していると丁度スモークハウスからウインナーが出されていました。すかさず出来たてのウインナーをもらい試食。スモークの香りが新しいウインナーを美味しそうに頬張っていました。

 

この工場ではウインナー以外にもベーコンやハムを製造しています。出荷を待つ板状のブロックベーコンに笑いが止まらない学生。よほどベーコンが好きだったようです(笑)



参加者の感想

 

「実際の製造現場を見学できたことはとても良い経験になりました」

 

「意外と人の手で製造されており、熟練した技術が必要なんだと知りました」

 


工場見学を終え、そろそろお腹も空いてきたので皆で昼食づくりです。テストキッチンでは、クックパットへのレシピ投稿を担当している商品開発室の先輩社員が昼食づくりの準備をして待っていてくれていました。

 

いつも昼食づくりで予定をオーバーしていたので、今回はある程度下ごしらえされており、とても簡単にお昼御飯が出来上がりました。

 

本日のメニューは自社ブランドの松山どりを使用した“唐揚げのみぞれあんかけ”と、これまた自社製品の松山ベーコンを使った“野菜たっぷりポトフ”です。冷えた体を芯から温めてくれるお昼ご飯でした。

 

「普段は料理するの?」、「大学ではどんな研究してるの?」など雑談しながらのとても楽しい時間です。

 

学生もリラックスしてとても距離が近くなります。



参加者の感想

 

「社員の方や他の参加者と色んな話ができて楽しいお昼ごはんでした」

 


今回で2回目のウインナー腸詰め体験では、商品開発のプロセスなども踏まえたお話をします。そして普段行っている試作を体験してもらうプログラムです。

 

折角なら食べたことのない味のウインナーを作ろうと、変わり種のスパイスでそれぞれのミンチに味付けするのですが、自分で好みの味を作りたいという前回の学生からの要望で、準備したスパイスや調味料を自由に組み合わせて作ってもらいました。自分だけのオリジナルウインナーです。

 

ほとんどの学生が腸詰め初体験で、慣れない羊腸の扱いにおぼつかない様子でした。破れたり、緩く結んでしまうなど苦戦しながらもなんとか自分のウインナーを作り上げた後は、誰のウインナーが一番美味しいかみんなで試食します。全体的に味が濃いかったものの、まずまずの出来にみんな満足そうでした。

 

個人的には失敗作も欲しかったのですが(笑)



参加者の感想

 

「現場では簡単そうに見えた腸詰めも実際にやってみてその難しさが分かりました」

 

「商品化までのプロセスで、たくさんの試作を繰り返していることを聞いて、大変な作業だと思いました」

 


まとめ

1dayという短い時間ですが、毎回有意義なインターンシップにしたいと思い取り組んでいます。

 

それと“楽しむ”ことも忘れずに(笑)

 

「初めのインターンシップで不安でしたが、とても楽しかったです。」

 

「もっとビージョイのことが知りたくなりました」

 

などの嬉しい感想もいただきました。

 

今回の学生も非常に真面目で素直な印象を受けました。初めてのことをたくさん経験し、学びも多かったのではと思います。

 

これらインターンシップの体験が今後の学生生活や就職活動に役立ってくれることを願っています。